今までに読んだSF作品のお話ー
SFってどーいう意味なんやっけ?
近未来で宇宙なイメージなんだけど、言葉からして、サイエンスとフィクションかな?
だったら嘘科学話ってことか
なら、違うなぁ、スペースオペラって言えばいいのかな?でもその言葉の定義もよくわかんないんだよね(笑)
しゃーないので、宇宙を舞台にしたお話の小説のお話、と言っておこう
今までに読んだ宇宙を舞台にした小説は大きく4作
まずは『銀河英雄伝説』
友達が(強制的に)貸してくれた
読み始めた時点で全巻出てたし、高校になってからだったかなぁ
友達はヤン派でうちはラインハルト派だった
一つの船の中で役割分担してる、民主主義っぽいヤン陣営と
一つの船を一人で切り盛りする、帝国主義っぽい帝国陣営が戦うお話
あの配置もそれを意識していたのだろうか、だとしたらクローズアップできる人間の数の問題から、どうしても帝国側が人材豊富になるな(笑)
帝国側は英雄多すぎ・・・
キルヒアイスが凄く好きだったので、キルヒアイスが死んでからは微妙だった
そのままヤンも死んで、ラインハルトが風邪引いて終わるお話
ひとつ覚えてるのが
ヤンの弟子がフェザーン(だっけ?商業都市)で「野良犬が太い」と言って、ヤンに感心される下りがある
時代が違うんだろうなぁ・・・今の日本なら、野良犬自体がいないぞ(笑)
太ってようが、野良犬が闊歩してる時点でダメなんじゃ・・・殖民した土地で家畜が野生化してる都市なんて、どうやっても誉めちゃいけないだろ(笑)
次は『星界の紋章』
銀英を読み終わったちょっと後くらいに、偶然見つけて購入
なんだかアニメにもなったそうで・・・今なら説明しなくても知ってる人は知ってるはず
銀英が全巻すでに揃ってたのに比べて、これは購入時まだ2巻が出てなかったから待ち遠しい思いをした作品だった
・・・まあ、今も待ち遠しいと言えばそうなのもかもしれないけど・・・諦めてるな(笑)
この作品は言葉がかっこいい、そういうところがアニメ化されて、オタクと呼ばれる範囲にひろがった理由なのかもしれない
生き様ってのよりその人が発する言葉自体が、作中で使われる作られた言葉自体がかっこいい
それだけで十分すぺーすおぺら、って言っていいのかな?
内容自体もおもしろい、なんだかんだでポップな内容だと言えるだろう
ただ・・・主人公とヒロインの関係が、異種族(といっていいだろう、特に寿命が違いすぎる)の恋愛ってやつなので
メインにもってきてることは凄く重たいものなのかもしれない
その次の『ギャラクシートリッパー 美葉』はすんごく駄洒落っぽい作品
これは中学生のころだったかな・・・
作者が山本弘って人で、トンデモ教の教祖でトンデモ本を書いてる人・・・という感じの人
(この人の別の作品『時の果てのフェブラリー』って作品では、『昴』にあった、宇宙人とコンタクトをするなら科学者ではない、という話をやってます、そっちは真面目(?)な作品です)
はっきりいって変な人、実物見たわけじゃないけど、多分、間違いない
重力をはさみでちょきちょき切って空を飛ぶ宇宙船とか
誰にもばれなければ光速を超えても大丈夫!だから目撃者は全員消せば光速は超えれる!という理論で光速を超える宇宙船とか
時間を永遠に巻き戻して何度も発音させれば、偶然正しい発音になる可能性を含んだ時間があるので、それまで何度も時間を巻き戻して翻訳する通訳機械とか
そんなのばっかりが出てきます、もうなんと言うかアホです
そして、それらすべて、ちゃんとした知識を持った上で嘘をつきます
知らないから適当じゃないから面白い
んで、皮肉っちゅーか、斜めから物事を書いてます
主人公が宇宙人に捕まって動物園(星外生物園?)に入れられます
とりあえず、素っ裸です
そしたら、主人公は藁とか何か使ってパンツを編むのですが、それを見た宇宙人は営巣行為と勘違いしたりします
(ジョージアの宣伝にも似たようなことあったな、部長が困ってて、子ペンギンがパパペンギンに質問する奴)
他にもいろいろあったなぁ
心理テストでなんていったか名称忘れた・・・ローシャッハとかそんな感じの名前のテストで
水にインクをたらして、少し息を吹きかけたらできるような模様を見せて「これは何に見えますか?」って奴
それを見て「これはちょうちょに見えます」「なんだね、ちょうちょとは」「昆虫の一種で、この部分がハネです」「馬鹿な、そのような胴体とハネの比率ではまともに飛ぶこともできない」「でも地球にはいるんです」「だめだ、この実験体はまともな知的動物とは思えん、残念だが処分することにしよう」「まじすかーっ!?」
実際、昆虫の飛行経路を予測しろと言われたら、現状の昆虫学者には無理なんだそうな
そんな話・・・あ、ちなみに主人公はアメリカの核ミサイルに跨って宇宙を闊歩します
んで、最後『クレギオン』シリーズ
これも中学時代だったかな・・・野尻抱介って人の作品
病院の待ち合わせ時間が暇だったから読み返したんだが・・・
今から書くには他の三作品で場所取りすぎたのでまたの機会に_| ̄|○ノ
本末がー